ニューヨークは今、7月28日(マスク着用一部で再発令)
コロナの感染状況が日米ともに悪化しています。
アメリカは広いので地域によりますが、コロナの数値上昇に合わせてCDCのマスクガイドラインが変更されました。
ここニューヨークでは入院者数(の変化)が重要な指標ですが、2〜3週間前の今月初旬頃から上昇しています。
以下は毎日クオモNY州知事が発表する前日の数値ですが、2〜3週間前の250人程度の入院者数が昨日の時点で591人ですから約二倍に上がっています。
これは7月04日の独立記念日のホリデーで人の動きや集まりがあった事の反動で、約1週間後に感染者数(入院者数)に現れているものです。
陽性者率が2%台(10万検査で2千人強の陽性)で、これは数週間前の0.2~0.3%に比べて大きく上がっています。
ニューヨーク州ではワクチン接種率が(最低一度の接種が終わっている)75%を超えていて、相当の効果があり接種者の陽性率はごく低いものとなっています。
現在ニューヨーク州では州のスタッフは全員ワクチン接種を要求されています。
ニューヨーク市の職員は、今週からワクチン接種か週に一度のPCR検査のどちらかの選択です。
要するにリスクを最低にする手段が取られていますが、その理由は上記の入院者と陽性者(勿論死者も)ほとんどがワクチン未接種者である事が判明しているからです。
それでも宗教上の理由や体質(や病気療養中)などの問題で接種出来ない人もいる事から、完全なワクチン接種の強制にはなっていません。
ニューヨーク州民でワクチン接種完了者(2回目接種から2週間)は基本的に室内外でマスク不要です。
ただ場所によって、その場所がマスクを要求している場合はそれに従う義務があります。
地下鉄やバスもそれに入ります。
接種完了者はNYSワレットというアプリで接種完了者である事を証明出来、1年間の有効期限があります。 カード等を持ち歩くわけではなくスマホアプリです。
野球場や大きなイベントでもマスク不要のイベントであればこれでその証明が出来ます。
一部のイベントはPCR検査で陰性でも入場出来ません。
ニューヨークで注意しなければいけないのは、他地域からの旅行者で未接種の人と混ざりたくないという事です。
以下の通りニュースになっています。
アメリカの中でも感染状況が悪い地域があり、そこはマスク着用例が再発令されました。
以下の地図の赤い部分がそれで、ニューヨークは全域で黄色か青の安全地域に指定されています。 今最もダメなのは首都ワシントンから南と西の一帯で、いわゆる南部地域と言われる地域です。
地図上で左の方の赤いところはネバダ州、ユタ州、アリゾナ州あたりです。
これら赤い部分のほとんどがトランプ支持者が多い州で、彼らの間ではワクチン接種率が30%台という地域が多くあります。
しばらくの間、ワシントンやシカゴから南側地域への出張は要注意という事になります。
英語版の本文のニュースリンクをここにお付けしておきます。
https://www.cnbc.com/2021/07/28/heres-a-map-of-the-covid-hot-spots-under-the-cdcs-new-mask-guidance.html
チャーリー下城NYC■ 07/28/2021
https://ny-news.amebaownd.com/
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