ニューヨークは今、5月29日(NY初のフレッシュか?)

アマゾン関連のニュースでは、間も無くニューヨーク郊外のフレッシュが開店するとの事で、数店舗の名前(地名)が挙がっています。

マンハッタンの中心から30〜40分のニュージャージー州に2〜3ヶ所、東側ロングアイランドの郊外、北側のコネチカット州側の街などでどれもニューヨークの通勤で高級住宅地を控えたエリアです。

これからの数ヶ月でこれらが次々と開店するんだろうと想像してます。 時として話題作りに数店舗を同時開店させる事もあります。

最初の一店になる可能性が高いとされるニュージャージー州のパラマス店はスチュー・レオナードのすぐ裏側です。

倒産して閉店したフェアウェイの後で、食品店が望まれていました。

これ、なんともう出来上がって、一部の商品が入庫している様でした。

「このコミュニティーにジョイン出来る事大変エキサイティングです、でもあとほんのチョット待って下さい」

ってわけです。

大小2種類のカートで小さい方(オレンジ)は上下2段で非常に使いやすい。

えええ???、

アマゾンの自動読み取りのダッシュカートもあるんだろうか???


普通のスーパーではないので、すべてのハイテクシステムの作動テストやスタッフ教育の為の商品かも知れません。

アメリカの常で、店舗が完成してもあらゆる検査に合格しないと開店は出来ません。


中でも特に重要な3つの検査とは、

*市の建築課による検査で、図面通りに安全に配慮されて出来上がっているか(実際建築中に壁や天井の中各部位の素材や仕組みの検査を経て、最終検査を受けます)

途中の検査で、開かないと見えない壁の中や天井裏で改善すべき点があると修正命令がでます

こういうのが理由でアメリカの工事は非常に時間と金が掛かるってわけです。


*消防署の検査、これも火災報知器や煙探知機のみでなく、建築中に天井内の壁の立ち上がりや素材検査もあります。 火災や防火の法律が変わった場合、リノベの申請を出した後の検査は新しい法律に合わせた仕上がりが要求されます。


*最後の保健所で、指定された場所に指定された設備(シンクなど)があるか、表示や洗剤などチェックあります。 検査が通って開店後にも抜き打ち検査来ます。

目隠しして内部が見えない店頭の窓から(泥棒の様に)中を覗いたら、天井から沢山のカメラが付いている様に見えました。

サービスカウンター(精肉鮮魚、デリカ等)がありそうなので普通のスーパーと遜色なさそうです。

としたら、この店はアマゾンGOと同様の「ジャスト・ウォークアウト」式でスキャンもレジも付いてない、最新型のアレですね。

まだ未知のところや不便じゃないかって思う面があるので、この店舗が開店したら早速チェックに行ってきます。


ニューヨークで初のアマゾンフレッシュ、及び最新小売業の視察アレンジをお引き受けしています。

今は視察に来られないという方には、オンラインセミナーやオンライン情報交換会も行っています。


チャーリー下城

By Charlie Chikao Shimojo @NPPA

Shimojo NY News Co., Ltd.

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