下城NYニュース、1-'26(NRF小売業Conventionと第三世代のアマゾン・ダッシュカート)
毎年の年初の風物詩になっていますが、ニューヨークで最初の大きな商業イベントは全米小売業協会(NRF)のコンベンションです。
大きな小売業イベントで日本からも勿論、世界中から沢山の小売業とハイテク関連企業が出展し、最新の動きを把握し勉強をしに小売企業を中心にニューヨーク入りしています。
私共でも数社の当地での研修・視察のアレンジなどを致しているところです。
しかし今年の下城NYニュースで皆さんにトップでお見せしたいのはこれ、
アマゾンが先週発表した第三世代のダッシュカートで、早速これの最初の採用店であるホールフーズに行って実際に使ってみました。
小売業のこのショーを毎年見ているとつぶさに感じる事がありまして、オムニチャンネルのマーケティングやキャッシュレス、リテイルメディアなどの新しい言葉と共に、
この10年程の小売業は商品や店造りだけではなくなってきています。
それよりもむしろ如何に効率よく商品を動かすか、売上を上げるか、ロスやシュリンクを出さない流通システムを構築かという事に傾向して、重要なポイントはその為のハイテク技術を何処でどう使うかという部分になっています。
私たちも事前に少々勉強してからショーに行かないと、情報量が多過ぎてそれを飲み込むのに時間が掛かるほどの進化です。
以下の写真で見難いかも知れませんが、会場に入る手前のロビーの写真の右側「Javits Center 1C」の下側には、アマゾンをはじめ会場内でも沢山出店している「Just Walk Outシステム」のコンビニ店です。 約10年前には最新のこんなものが出来たと話題になったわけですが、今ではアマゾンのシステムが販売されて空港やスタジアムなど多くの通過客が短時間で商品を買う為の売り場として実用しています。
NRFのショーに関しては、実際のショーを終えてからの過去記事等がありますのでこちらも合わせて参照下さい。
ニューヨークにあるアマゾンGOのJWO実店舗はこんな形です。
入り口のゲートはアマゾンのアプリで開けて買い物をして、終わったら支払いはせずにゲートから出ると指定の支払い方法に買い物した金額がチャージされます。
会場内に入ると、勿論ロボットも各種出ていてこれは人型ロボットです。
このブースでは、ファーストフード店のオーダーはスクリーンを前にして、というのはもう古くて今は事前にアプリでオーダーするかロボットが会話式でオーダーを取って、将来はGPSで認識してそこに止まっている車にオーダーを持っていく事になるのかも。
まだまだ色々な伸び代がアリそうな分野です。
この自販機の管理システムは北米・中南米を含む全アメリカ最大の実績で、内部の商品在庫の状況や庫内温度と電球の状態などハード面などを一括管理できます。
人目を引く店内や店頭のディスプレイも立体化しています。
セルフレジは外見は5年前とあまり変わっていませんが、その性能たるや大きな進化が見えています、この分野の先進国はヨーロッパと日本です。
その他色々載せ切れない程のハイテクが出ていますが、会場の雰囲気はこんな状態です。
スマートカートは数十種類出ていましたが、その分野では日本で話題になって馴染みがあるのはディスカウンターのトライアル社が採用しているスマートカートです、そして多くのスーパーで設置しているセルフレジなどありますね。
共に沢山の新型商品の実物を持ち込んでデモンストレーションしています。
日本の報道でアメリカのセルフレジは撤退に向かっているというSNSや不勉強なコンサルのフェイクニュースが流れてますが信じちゃいけません、ニューヨークをよく勉強して下さい。
結果から言えば、セルフレジ機を採用している店舗がセルフ機を撤去しているのはごく一部のチェーンや商圏で行われているもので、全体的にはどんどんアップグレードされた新型機が登場し採用されています。
その証拠に、以下の写真は全て各店舗の最近のセルフレジエリアで、上からウェグマンズ、ホールフーズ、ホールフースの街中小型店であるデイリーショップ、7−イレブン、ターゲットです。 まだまだありますが。
セルフレジも新製品が数限りなく、なのですが、今回の最新ニュースはアマゾンの第三世代ダッシュカートをお見せしたいのです。
この最新型カートの採用店舗は全米でまだ3ヶ所だけ、それも主要都市から離れた立地ですが、今回日本からNRFに参加していた流通分野のプロさんと私はおそらく殆どの日本の方が触った事のない時点で買い物を実体験して参りました。
この最新カートの発表はなんとこのRFショーの直前、3日前でした。
アマゾンの常套手段で、噂が出る事は稀にありますが最新店や新システムを出す時はショックがある様な方法をとります。
今回もそれですが、発表と同時に全米の3店舗で実際に導入という事でニュースに載ります。
アマゾンの店舗ではなく、ホールフーズの店舗にて採用して話題性を出して、その後全てのアマゾンフレッシュ店にも導入するというステップです。
おそらく年内にはホールフーズ(約600店舗)の一部の店舗(数十店)でこれを採用する事になるはずです。
第3世代になって相当外見が身軽になった感じで、通常のワイアーカート手前の持ち手の部分にシステムを付けた感じに近い様です。 乱暴に言えばダッシュカートのコストもカート自体が軽くて使う側にも使い易いと感じます。 あとは性能の問題です。
歴代のダッシュカートを紹介しますと、2020年秋に最初に出たカート(下の写真)はカゴのサイズが半分以下の様に見え、カゴの下はバッテリーやシステムがあり大きく重そう、下の段にボトルウォーター等入れる事が出来ません。
次に2023年に出た第2世代はカゴは大きめになりカゴ下に棚が出来ました。
相当使い易くなりましたが、まだ重かった事と仕様してみてエラーが多く出た事であまり評判が良いとは言えませんでした。 下の写真の一番左は通常カートで外見は似てます。
第3世代はこう比較すると確実に進歩している事が伺えます。
左側にタブレットが付き、そこにカメラとスキャナーが付いていてカメラは反対側(カゴの中に向けて)にも付いています。 その右側の台は秤です。
タブレットには常に購入した商品と合計価格、その売り場のセール商品が、又、店内のマップが出ていて現在地と共に商品を入力するとその商品の売り場が表示され案内してくれます。
このカートは第3世代になって我々使う方も慣れてきている部分もあり、操作が簡単で早い、今回使った中では非常に正確である事、重さを感じない位の軽さが第一印象です。
店舗入り口には2カ所に別れて25−30台程の新型カートがスタンバイしていました。
アマゾンが用意したこのカートの動画があります、約50秒です。
アメリカで実用されている競合他社のスマートカートの代表格は以下に写真を載せたインスタカート社のCaperです。
こちらも新型カートを出して日々改修している様子です。 カート自体に秤が付いていて、秤の中に入れたものの重さを測って金額を出していきます。
それらがこのハイテクショーに沢山出品されていて、スマートカートもその一つですが各種のロボット、在庫管理用に店内を動き回るタリー(タワーロボット)等を実際に触って買い物をしたり動く様子を見て頂きます。
私はこれらを裏付ける為のフィールド調査と視察をするべきと、この展示会参加企業さん等に対して勉強会を組んでいます。
今回を実施したニューヨーク・ニュージャージー州を含む最新の小売業を網羅したニューヨーク研修をお作りしております。
日程と内容共に非常に好評なものでありました。
是非ともこの機会にニューヨークやワシントン・ボストン、シカゴなどの小売業の最新を体験なさって下さい。
下城NYニュースではシーズンピークを過ぎた準備期間を有効に使い、航空運賃やホテル代も抑えられる最高の期間を利用した日程で小売業視察を「特別の割引費用で」ご用意致します。
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「ニューヨーク〜ワシントンの最新小売業視察」、陸路で結んで通常見られない都市間の小売業事情とアメリカの生活事情を含めた最前線特別ルートを用意しています。
実は今、ワシントンの食品店・スーパーマーケット事情はホットです。
自他共に認めている全米最高のスーパーの一つパブリックスは、フロリダ州発祥で見られる機会は少ないですが1店舗だけワシントンの商圏にあり、これを視察に組み込む事が出来ます。
日本から直行便でワシントン着、ワシントンとバージニア州を視察した後は陸路移動をしながら視察を続けて、ニューヨークを視察して終了です。
通常の視察では見られない店舗として:
全米のスーパーで最高と評される幾つかの見どころを用意し、
*ウェグマンズはフルサイズ店とコロナ後に展開している街中の中型店、
*フロリダ発のパブリックス
*ザ・フレッシュマーケット
*アマゾン・フレッシュ、
*全米最大のスーパーマーケットチェーンであるクローガー、
*ドイツ発のボックスストアのアルディとリドル、それに競合するグロサリー・アウトレット
*勿論、大人気のスチュー・レオナード、トレーダージョーズもホールフーズも、本場で本物のコストコではアメリカ式の買い物を目の当たりに出来ます。
最低催行人数はお二人からで、ルートと行程によって今回は特別価格を用意致しました。
3泊4日の日程で4人様でご参加の場合は1名様$1500、から、
パブリックスとクローガーも回るルートは5泊6日の日程で組み込めます。
この非常に有用な体験と情報には、「関税も税金も一切掛かりません」。
視察中の交通費と視察中の夕食一回も含まれ、日米間の交通費、宿泊費他の経費は別です。
又、エージェントさん、参加者をご紹介頂いた方には特別なお礼を用意致します。
詳細はお問い合わせ下さい。
shimojony@gmail.com (直通メイル)
cs@shimojony.com
まで、よろしくお願いいたします。
ニューヨークの郊外ではまさしくコロナ後を見据えた業態であるアルディ、リドル、グロサリー・アウトレット等その店舗を一気に視察する事ができます。
下城NYニュースがアレンジする視察や研修は、全て下城自身が時間をかけてルートを選び資料を作ってクリエイトし、実際のアテンドまで責任を持って行います。
ニューヨークの食品小売業に関して、これ以上の最新情報はありません。
滞在期間や日程、宿泊などのアレンジはご相談に応じます。
詳細は下城までお問い合わせ下さい。
By Charlie Chikao Shimojo @NPPA
チャーリー下城NYC■ 1/16/’26
https://ny-news.amebaownd.com/
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