ニューヨークは今、3月31日(Hマート)
全米で展開している韓国系スーパーマーケットのHマートは、アメリカだけでも60店舗以上の展開をしていて、その全店で外部企業を使ったデリバリーをやっています。
韓国系を中心としたアジア系が集まった地域に集中的に店舗が出てる様です。
ニューヨーク市内各所でも特にクイーンズ地区、そして首都ワシントンへ向かうニュージャージー州は素は日本人駐在員に人気がありましたが、今は韓国系と中国系に超人気の郊外住宅地があります。 ワシントンを結ぶ線状の地域とその先のバージニア州、少し飛んでアトランタ周辺。 そしてシカゴの郊外で中級の住宅地一帯。
テキサス州はヒューストン、ダラス、オースティンという大都市を押さえてます。
そしてカリフォルニアも大都市のロサンゲルス周辺、サンフランシスコ周辺、サンディエゴ。
必要なところに集中して、余分なところには手を出さない、上手いです。
ニューヨーク周辺は店舗の密度も顧客の密度も濃く、道路が混んだり駐車が不便だったりしますから、デリバリーは便利です。
そのデリバリーの為のロボット配送センター(マイクロ・フルフィルメント・センター=M・F・C)をニューヨーク市直近の郊外であるニュージャージー側の倉庫地帯に作っています。
ニューヨーク市内の数カ所に韓国系が多く住む地域がありますが、郊外住宅地といえばニュージャージ州側にも広くありそこは環境が良いですから、非常に多くの韓国系が住みデリバリーが利用されているという事の証と見ます。
Hマートが採用したのはノルウェイに本社があり日本にも既に上陸している『AutoStore』 というシステムで、これからのスーパーマーケットの在り方を象徴する形です。
『オートストア』という商品をピックアップするロボットを使いますが、それを駆動するシステムやアプリからの情報を処理して商品をピックして配送出来る状態にするシステムを作るのはBastian ソリューションという企業が作ります。 この組み合わせてシステムが出来ますが、日本ではオートストアと家具のオカムラがこのシステムを作っています。
今の日本の小売業に、この最新のアイデアを取り入れるガッツと資金力があるかどうかです。
アメリカのスーパーではこれはもう常識で、店舗の裏側や隣接に増設して付ける事が出来、この場合お客への最短距離でデリバリー出来るというものです。
https://www.supermarketnews.com/technology/h-mart-plans-micro-fulfillment-center-fuel-online-grocery
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