ニューヨークは今、4月06日(フレッシュダイレクト)
コロナワクチンの接種が進み、ニューヨークでは州民の33%を超えたので現在1/3は最低でも一回目の接種が済んでいるとの事です。
私も一回目が終わり来週二回目の接種をして、それから二週間すると全米ほとんどの州で自主検疫の制限が無くなります。
ちなみにニューヨーク州は、既に自覚症状の無い国内移動の旅行者に対して検疫制限を撤廃して、行き来が自由になっています。
今回のコロナ禍ではステイ@ホーム令で仕事の多くはリモートワーク、そしてお家ご飯となっていますが市民は相当それに慣れてきている様に思います。
勿論、外出もしたいし外食もしたい、しかしもう一息頑張る事と共に、多くのレストランがテイクアウトやデリバリーに力を入れており、お家ご飯も楽しめる状況が出来ています。
食品店もそれに対応して少しでも安全な買い物が出来る様に、デリバリーとピックアップ、コンタクトレスの買い物方法など取られています。
ニューヨークにはもう20年以上前から食品デリバリーの専門会社があります。
最大手は無店舗スーパーマーケットのフレッシュダイレクトです。
ニューヨークに来た事がある人は見た事あるかも知れませんが、オレンジ色のこんなトラックです。
最近地元の人気レストランとコラボして、ちょっと面白いお家ご飯商品を始めました。
これに加えてスーパーマーケット系のPeapod 等も、ストップ&ショップやジャイアント(⇦ジャイアントの記事です)という傘下のスーパーマーケットとその分野を独立させています。
やはりニューヨークの様な人口密集の都市では、他都市とは違うデリバリーや配達という生活習慣があり、ある意味で日本の大都市にも共通する何かがある様に思います。
これが去年からのコロナで一気に需要が伸びたのですが、上手い具合に2年前にそれまでのクイーンズの倉庫からブロンクスの大きくて近代的な倉庫に移ったあとでこれが起きたというタイミングの良さでした。
ニュース報道ですが、内部はロボットが入ったフルフィルメントセンターになっています。
私も時々使ってましたが、アプリで発注し半日後にはデリバリーされるので、今日の午後注文すると明日の午前中が基本です。
商品の値段は少々高め、そして配達料が掛かります、でも安全には代えられないし、スーパーに買い物に行けば小一時間掛かります。 ニューヨーク市内ではタクシー代や駐車場代がバカにならないんです。
アプリでのオーダーはごく簡単で、ミスもほとんど無い様です。
肉や野菜の品揃えも悪くないし品質も相当レベルが高いです。
でもこれだけだとピーポッドも他のスーパーもウォルマートもやってるので差別化になりにくいという事で、今月から始まるのが地元レストランとコラボして商品を扱う事です。
例えば有名高級レストランのパスタソースとか、これがあってワインがあれば、相当ごちそう感が上がります。
以下、例を出しておきますが、多くのレストランが集客や売上に苦慮している中、このコラボはお店にもお客にも、勿論それを繋ぐフレッシュダイレクトにも良い事になるでしょう。
ダウンタウンのイタリアン、Carbone。
中華街の超人気飲茶のお店、Nom Wah Tea Parlor、ここは私と行った方も居られるかも。
スイーツもあります。
ニュースの原文をお読みになりたい方はこちらがリンクです。
https://progressivegrocer.com/freshdirect-offering-restaurant-inspired-products
このデリバリーとピックアップ等を含むスーパーマーケットのオムニチャンネル化は毎日新しいニュースと進展があり見逃せないところです。
そしてアマゾンフレッシュとウォルマートなどの競合が非常に面白くなってきました。
また最新情報をアップしていきます。
チャーリー下城NYC■ 04/06/2021
https://ny-news.amebaownd.com/
ニューヨークでは毎日の様に新しい動きがあったり情報が入ったりします、ニューヨークの小売業と外食産業の動くを頻繁にアップ致します。
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