ニューヨークは今、8月13日(コロナ後のコンビニ)
先日もお伝えした「youtube での対談」ですが、ニューヨークのコロナの状況と東京を比べてお話ししているだけでなく、コロナ中とコロナ後の小売業の話しに進んでいます。
間もなく最新の動画がアップされると思います。
「上ちゃんが伝えたいこと」にお呼ばれしており、あと数回お話しないと終わらない様です。
https://www.youtube.com/watch?v=MpcvnWoinMI ⇦8月04日の収録です。
コロナ中にスーパーマーケットがしてきた対応は何度もニュースレターやブログに載せてまいりましたが、まだ書いていない事を一つ載せます。
今月のニュ−スレターに詳しく載せますが、このFoxtrot というお店は「コンビニ+カフェ+バーでデリバリーも」という何にでも対応出来る業態です。
これはニューヨーク等の大都市では、ステイ@ホームでビジネス街のレストランやカフェが今までと同じ事をしていると取り残される事に対応したものでもあります。
シカゴから始まったフォクストロットは現在展開を首都ワシントン、テキサス州ダラスにも伸ばし、間もなくニューヨークをはじめ大都市に展開していく様です。
これはワシントンの店舗で、ジョージタウンという東京で言えば表参道辺りの感じの街です。
春から秋までは店舗横の歩道のテーブルも気持ちよさそうです。
レジは同時にバーテンダーでありバリスタです。
店舗はコンビニサイズで、日本のコンビニの様に何でも揃う店ではなく、ドリンク、スナック、レディー・ミールかお弁当、一部食材、そしてギフトアイテムです。
付近にあったディーン&デルーカが閉店して、その需要も兼ねているかも。
スマホでオーダーして支払いまでしておくと、ここにきてピックアップするだけ。
ついでに手の消毒もどうぞ!!
盗まれる心配??、そんなの全然ありません、ここは文化レベルが高いアメリカです。
幾つかの立地を見ましたが、住民層がいい地域を狙っての出店です。
そんなロケーションですから、仕事場へ行かずにホームからのリモートワークの人の中にはピックアップに出て息抜きをしたい人と、出ないで仕事を続けたい人もいます。
そんな人にはデリバリーがあり、地域限定で15分デリバリーが一気に普及しています。
スナック菓子と飲料です。
シェフが作るというレディミールを食べてみましたが、グレードは高くコンビニ弁当よりアップグレードしています。
ビールとワインが並びます。
ずらっと並び、立地を反映して良い品揃えです。
15分デリバリーの話しをしましたが、Uber Eats と共に全米展開しているDoorDashは、レストランオーダーとマーケット/コンビニのデリバリーをサードパティーで引き受けているブランドですが、配達時間がどんどん短縮し現在全米各地の都市部で15分での配達をしています。 これはさらにエスカレートし、一部地域では10分や8分というのも始まっています。
以下はグロサリー(食品)配達の新サービスで10分配達のシステムがボストンで始まったニュースです。 同じシステムでレストラン(特にファーストフード)商品のデリバリーをやっていきます。
この今までになかったコンビニから発展させた業態で、レストランへも直接の競合をして、地元に対してはお酒類も含む15分配達、全米に対しては展開地域の地元の商品などを中心に、ブランド力を生かしたギフトアイテムを発送するというこの企業ならではのアイデアを凝らしています。
コロナをきっかけとして、積極的に新しい事に挑戦する企業が出てきていると感じます。
フォクスロットは今後の2年間に、全米の主要都市で50店舗の展開予定です。
同じ事をやってると確実に取り残されます、一気に業態も変えるチャンス、新しい客を得ていくチャンスという事です。
チャーリー下城NYC◾️ 08/13/2021
https://ny-news.amebaownd.com/
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