ニューヨークは今、8月16日(フロリダの採用)

人手不足の折から、今アメリカで行われている事。

サインオン・ボーナスと言って、パートであっても一定の時間働く場合に入社契約時に一時金を貰えます。

ニューヨークから始まり、今はボストン周辺からワシントン周辺までを商圏とする無店舗スーパーで有名なフレッシュダイレクトでは、その入社一時金が$2000(22万円)だそう。  

https://ny-news.amebaownd.com/posts/16425101

おまけに平均的な初任の時給は$17.39 で、この高給の上にお客からのチップも受け取れるという。

加えると、アメリカの労働法では最低時給は各州で決まっていて、チップを貰えない仕事の次時給とチップを貰える仕事(レストラン等)の時給があり、両者の差は2倍ほどになる場合があります。 

例えば: $15.00 VS $7.50 等です。

そして今日お話ししたいのはフロリダ州のスーパーマーケットの事です。

フロリダ州では周辺の州も巻き込んでドミナント展開する「パブリックス」という約1300店舗のチェーンがあります。

非常に好調な上に、全米の他社と比べても非常に素晴らしいマーッケットなのです。

そこに乗り込んできたのが全米最大のスーパーマーケットチェーンである「クローガー」です。 そしてここでは実店舗ではなく、無店舗のデリバリーだけのスーパーとしての運営です。 コロナで買い物パターンが変わった今だから出来る事だと思います。

https://ny-news.amebaownd.com/posts/10527187


店舗が無いので運営経費がその分掛からないので、人材とその育成に経費を注ぎ込むというのです。

デリバリースタッフの最低時給はクローガーでは$18.45だそうで、約2000円という事になります。 おまけにデリバリーは二人が1組になって動きます。

これって採算は合うんだろうかと考えちゃいますよね、心配はありません、このクローガーの社長の年収は2019年から3割上がって、コロナで大変だった2020年は約$22ミリオン(約25億円)だったそうです。 その中から少しだけ削れば十分可能な企業です。

そこで育成した人材とは、配達先のお客とも会話して商品の説明やリワード(いくら割安になったか)などを含む顧客との接点を作る事もするそうです。


コロナをきっかけに新しい事をする、そんなゆとりは意識して作らなければ出来ない物なのだと思います。

英文ですが、記事の本文はこのリンクです。

ご興味がある方はご覧下さい、特に半分から下の方です。

https://progressivegrocer.com/how-kroger-plans-beat-publix-exclusive-photos




チャーリー下城NYC■ 08/16/2021

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