ニューヨークは今、11月02日(デラウエア州ウェグマンズ)

最新のスーパーマーケットや小売業を追い続けていますが、見えているのはコロナの影響で買い物の仕方が変わって、小売業は商品の売り方を変えている事。

環境に配慮した店作りや運営の仕方、食品ロスを削減する為のアプリ等書いてきました。


ウェグマンズは首都ワシントンの市内に小型の店舗を出し、

デラウエア州最大の都市ウィルミントンの郊外にも先週、10月26日に小型店を開店させました。

この写真は開店直前のもので、ご覧の通りEV用のチャージャーも完備です。

全く小さめの店とは思えないいつも通りの外観、屋外型最新モールのキーテナントとして、他店に先駆けての開店です。

ウェグマンズでは郊外や地方の大型店が多く、1万2−4千平米程度の長大型店がほとんどで、郊外の小型店は少ないのです。

約7800平米なので半分ではないですが2/3程度という事です。

開店直後はこんな風に店頭でショッパーズカード(割引用)を受取る列が出来ています。

店側は勿論それを使ってのデータを収集するツールという事になりますが、ウェグマンズのクラブ割引は商品によって20−25%割引の場合があります。

買い物毎にお客はこのカードをスキャンすると、誰が、いつ、何を買ったかの過去記録から、今後何を買ってくれるかも予想してアプローチ出来るという事です。

実はそれだけじゃない、沢山のデータの元になっているのです。


売り場が小さいデメリットは、入り口のラウンジが小さかったり店内の売り場通路やサービスカウンターのサイズを縮小するなど見られますが、どこから見てもウェグマンズのテイストを削らずに作ってあります。

写真で見たらおそらく全く違いを感じないかもですが、その場に立つと少しだけ小さい。

カット野菜とカットフルーツは、通常店ではサービスカウンターだけどここでは売り場の棚になっています。

しかし、ウェグマンズカフェの品揃え、スシやポキーの店内調理は同様、ミートもシーフードもデリカも同様、ただし少しだけ寸詰まりです。

これまでの大型店の通常レジは25−28台、ここはその半分で、その分セフルレジが14台と通常の2倍です。

今求められているのはたっぷり並ぶこのセルフレジの様。

ちなみに最近まで使っていたセルフスキャナー(レジゴーのタイプ)は、諸々の事情(万引き等)を考慮してそのサービスを終了としています。

奥のフローリストは少し小さめだけど今まで通り立派な花。

精肉・鮮魚・デリカテッセンとインストアベーカリーも全くそのままで少しだけ縮小版です。

キッチンもベーカリーも入ってる機材はスーパーの域を出てホテルのバンケットキッチン並みです。 きっとこの店も時間の問題で年商$100ミリオンになるのでしょう。

カフェのイートイン席は、この地域は屋外席もあるので室内は小さめ。  モール内であると考えると、週末の人では相当と思うのでこれはもうちょっと大きいと良いかなと思う。


この店舗はワシントンとニューヨークの中間で、ワシントン〜NYの陸路移動の休憩スポットでもあり良い視察のポイントになりそうです。

今ワシントン視察はどんどんやってます。

皆さんもどうぞ乗り遅れになりません様に!


待ちに待ったニューヨークとニュージャージーで当地域初のアマゾンフレッシュも開店しましたが、アマゾンフレッシュはまだまだこれから開店が続きます。

その他のニューヨーク周辺の最新小売業、及び東海岸で話題の店のほとんどを視察出来る視察アレンジをお引き受けしています。

今は視察に来られないという方には、オンラインセミナーやオンライン情報交換会も行っています。

チャーリー下城

By Charlie Chikao Shimojo @NPPA

Shimojo NY News Co., Ltd.

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