下城ＮＹニュース、03-'23(NYレストランショー)

今月０５日からの３日間、大きな食品関連のショーが開かれました。

ニューヨークの大きなショーのほとんどが、このジャビッツセンターというウエストサイドの会場で開かれます。

１月の大きなショーは小売業の展示会で、コロナ中に大きな進展があったハイテク小売業の機器と仕組みという事で、３年ぶりにコロナ前の様な形で世界中からの参加がありました。

レストランの業界はといえば、コロナの影響で全米のどこでも大変な状況でありましたが、３年を経た今、やっと正常に戻りつつあります。

それでももう一息客足と売り上げが戻っておらず、これから市民の応援が欲しいところです。

会場のホールはこんな感じで過去に無いゆったりさです。

ウエストサイドのこの辺は開発が一気に進み、斬新なビルが入った再開発が行われ、コロナでスローダウンはしましたがこれも時間の問題で戻っていく事と思われます。

会場は写真左手奥のガラス張り、ジャビッツセンターというコンベンションセンターです。

見た事あるかも知れませんが、この開発エリアの中心にはこんな網状になったオブジェの様な建物（ベッセルという）があります。　展望台ですが冬の間は閉鎖中です。

アマゾンのレジレスコンビニ店もこのロビーに出ています。

これはアマゾンのシステムを使ったコンビニで、アプリではなくクレジットカードで入店して買い物をして、商品を持ったままゲートから出たらその時点で精算される方法です。

マンハッタンの中にはこのアマゾンのAmazon Go 常設店が１０店舗程あります。

ショーのフロアは幾つかのエリアに分かれて展開され、今回はコロナ中に大いに活躍したコーヒーのテイクアウトなどの影響か、コーヒー飲料やシロップなどが広く出ていました。

そしてスイーツや包材、紙製やワラ製のストローなど環境に配慮した物も多く見られました。

各ベンダーはサンプルを用意して興味がありそうなお客にはどんどん配る、アメリカのコンベンションは年間の売り上げを大きくする為の販促の機会です。

日本からの出展は少なめでしたが、岐阜県の食器や寿司ロボットなど出ていました。

実はコロナ前はそこだけで広い専用エリアを作ってたので、今回はコロナの影響がモロに出たと感じました。　でも日本の食器のおネエさんは元気も良くて嬉しいです。

ここにも出てますが配膳ロボットも出てましたが、何と言っても今はまだ中国からの出展はほとんど無く、配膳ロボットも数社のみ。

こっちは寿司ロボットのブース、日本から出てました。

ニューヨークにはスズモが出てるのですがショーには不参加だった様。

もう少しお見せすると、ピザ釜を持ち込んでの試食のコーナー、コロナで活躍したフードトラック、このサイズになるとちゃんと調理が出来るキッチンが付いてます。

日本からはお茶、鹿児島だったかな。

もちろんグリーンティー試飲が用意されています。

ホシザキはこの分野では抜群の知名度です。

スラッシャー、かき氷の機械ですがこれは日本式のかき氷には使えない。

ベンダー側も参加者も、マスクしてる人はほぼ無しでした。

ちなみにこの会場のマップ、今年のと３年以上前の全盛期で比較してみました。

６月に大きなフード関連の展示会「サマー・ファンシーフードショー’２３」が開かれます。

２５〜２７日までの３日間です。

勿論日本からも、沢山のファンシーフードが一同に揃います。

入場券の準備、当地でのホテルや視察研修を含めて一手にお引受けします。

食品関連のベンダーが世界中から出展しますので、３年間手を出しにくかった世界の最新情報を体験する、非常に良い情報収集の機会となります。

ぜひこの機会にご参加頂き、ショーの前か後には関連するニューヨークのフィールド視察をご用意します。

今回も参加しやすい特別な料金をご用意します。

下城NYニュースではニューヨークと接続するフィラデルフィア、ワシントン、ボストンなどを組み込んだ研修や視察プログラムを用意しております。

昨年来次々と開店した首都ワシントンのウェグマンズ、デラウエア州のウェグマンズと立て続けに小型の店を開店し、コロナによる作戦変更の様子が見られます。

更には２３年の早々にワシントンの南側郊外のバージニアでも小型店を開店し、明白に店作りに反映させているウェグマンズで目が離せません。

滞在期間や日程はご相談に応じます。

詳細は下城までお問い合わせ下さい。

By Charlie Chikao Shimojo @NPPA

チャーリー下城NYC■　３／２９／’２３

https://ny-news.amebaownd.com/

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