ニューヨークは今、10月28日(GMSの活発な動き)
一時は3大GMSという時代があって、先のニュースで最後の店舗が閉店する事を伝えたK−マートに加えて、追従してきたウォルマートとターゲットで3大小売業と言ってきました。
時代は変わりKーマートは無くなり、更に前には世界最大の雑貨屋チェーンだったウールワース(Woolworth)も無くなって、ウォルマートとターゲットの2大GMSとなりましたがそこに入ってきたのが通販のアマゾンです。
すでに何度となくアマゾンの事を書いており、今年に入って又々話題の事をやっています。
また新しい動きがありアマゾン最大の店舗でクリスピークリームのコーヒーバーが併設される素晴らしい店が開店しますが、これは次回開店してから書きます。
このタイプは新生アマゾンフレッシュの最初の店舗でも採用され、その最新型がニューヨークの郊外で開店するのです。
今日はまずGMS大手のターゲットがこの秋打っている大きなプロモーションです。
10月31日のハロウィーンが終わると、一気に秋が進み冬支度になりますが最初はサンクスギビング(感謝祭)というホリデーで、それが終わった翌日がブラック・フライデーです。
感謝祭は日本でいうお正月が夏のお盆の様に全米(か全世界)に離散した家族が親元など一カ所に集まってお祝いをするもので、有名な食事はアメリカの場合は七面鳥の丸焼きです。
この象徴とも言える七面鳥の食事会は、昨今の物価高では躊躇する人も出てニュースになりますが、それを逆手にターゲットは宣伝を売っています。
ターゲットでは4人分の七面鳥の食事セットを$20、(食材コスト)で用意出来るというのです。
一人分で言えば$5で出来ちゃう。
典型的な七面鳥の夕食会では、丸焼きローストの七面鳥、七面鳥を焼く時にお腹に詰め物をします、スイートポテトかジャガイモ、マッシュルームのスープ、クランベリーのスープ、そしてグレービーソース。
ターゲットのウェブサイトには詳しく詳細が出ています。
写真で見ないとわかりにくいですよね。
これは全米紙のUSA TODAY他たくさんのニュースやウェブにも乗って宣伝されています。
今年のサンクスギビング・デーは11月28日なのでまだ一ヶ月あります。
まだまだ競合他社がもっと凄い宣伝を出してくるかも知れませんね。
業界最大手のウォルマートもきっと同様に何か打ってくるでしょう。
その前にいまウォルマートがやっている事を一つお見せします。
アメリカの小売業が今直面している最大の問題は、店内での万引きをはじめとする商品がどこかで消えてしまい売上げとならない「シュリンク」という状態です。
店内の万引きで一番多いのは、セルフレジではスタッフの目が行き届いていない事を悪用して、スキャンせずに商品を持っていく種類のインチキです。
それに対するAIやハイテクのカメラを使った対策はありますが防ぎ切れていないのが現状です。
そこでウォルマートはせっかく導入したセルフレジですが、それを撤去してまた通常レジに戻している店舗が多くあります。
ウォルマートの店舗の一部は住民層があまり良くないエリアもあり、特にそこでは万引き横行、時には略奪も起きています。
ニューヨーク市内にはウォルマートは無いのですが、直近のニュージャージー州側の店舗を見たところまさにその状態になっていました。
数ヶ月前にはセルフレジは通常のレジ台数より多かったのですが、今月に入って全撤去され通常レジに戻っていました。
世界最大の小売業であるアマゾンとウォルマートだから出来る、市禁漁区を駆使した新しい取り組みが見られています。
ニューヨークの郊外ではまさしくコロナ後を見据えた業態であるアルディ、リドル、グロサリー・アウトレット等その店舗を一気に視察する事ができます。
滞在期間や日程はご相談に応じます。
詳細は下城までお問い合わせ下さい。
By Charlie Chikao Shimojo @NPPA
チャーリー下城NYC■ 10/28/’24
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