下城NY・ニュース、ファンシーフードショーのご案内‘19

3月に入ってから雪が降っているニューヨークですが、本来ニューヨークは2月、3月に一番雪が降るのです。

少し積もって夏用の飲料水を蓄えないといけませんので、天はそんな計算もしてくれているのでしょう。

雪が降って欲しくない大きなレストランショー・イベントの当日にも10cm程積ってた様です。

そして6月のファンシーフードショーのご案内をさせて頂きます。


写真を末尾に載せますので、レストランショーの様子をご覧下さい。

レストランを運営するに当たって直ぐに必要な食材は勿論、厨房機器、食器にコンテナ、内装と関連機材サービス、デザートとビバレージ、ハイテクを使った注文からチェックと支払いまでなど、全てが揃う展示会といえます。


レストランの多くでは全てを自前ではなく部分的にアウトソースしますから、食前のパンやドレッシング・ソースの専門店、冷凍のアペタイザー商品、そしてデザートアイスクリームなどのブースなどが並びます。

先に私のFacebook に載せましたが、日本からは米粉と日本酒などがブースを出し、中でも非常に目立ったのは緑茶なのですがそのほとんどは日本企業でも日本人運営でもないブースが出ておりました。

米粉はアメリカではレストランでも食品スーパーでもグルテンフリーの食材やメニューが当たり前の様に用意されている事から、相当の需要があると想像出来ます。

レストランの側で苦労があるのは、アレルギーの方には微量でも小麦が混入しない調理法を確立しなければいけない事ですから、フライヤーやオーブンも専用を用意するかその都度掃除が必要になる事です。

アメリカでは多くのレストランがそれも社会的な責任としてとらえていて、本当に必要な人にとっては大変有難い状況にって来たはずです。


イベントに協賛するブルックリン発の人気カフェ BIEN CUIT のシェフ「ザッカリーさん」(写真右側)が手掛ける米粉パンを試食させてくれました。


日本産米粉の品質と精度は非常に高く、多くの食プロが興味を持っていました。

問題は何と言っても価格、そして商品流通の確立だろうと思います。

通常のレストランが使うグルテンフリー用の米粉の価格は、キロに換算すると最低では$1、弱、スーパーで消費者が買う少量買いでもオーガニックでもキロ当たり$3~5、程度です。

日本産の米粉では輸送費も乗りますのでキロ$10、程度からオーガニック商品では$20、程度かそれ以上までと大きな違いがあります。

小城製粉、熊本製粉などの商品が現在アメリカで日系スーパーや通販で簡単に入手出来ます。

アメリカではグルテンアレルギー(又はセリアック症)患者が多くグルテンフリー食品(衣類や化粧品も)が必需品ですが、それに増して数倍のダイエット効果の為のグルテンフリー食品愛用者が居るといわれています。

こんな生きた情報をぜひ体験し、ご自身の店に生かすか、またはニューヨークでチャレンジしてみるのは如何でしょう?

酒類は一ヶ所の仕切られたエリアにブースを集めてありますが、それはアメリカの法律で21歳未満は飲酒が認められない為に、各ブースでチェックしなくても良い様にコーナー入り口でチェックされています。

コーヒー紅茶もその多くを片側のエリアに集めているのは、コーヒー紅茶はレストランでも扱いますが独立したカフェというタイプのレストランがあるからといわれます。

アメリカはカフェブームであり、その中に混ざって紅茶と緑茶もブースが出ていました。

緑茶に限っていえば、コーヒーのエリアでなくほとんどがレストランエリアに出ていました。

次のニューヨークのフードエキスポは6月23日~25日で「ファンシー・フードショー」です。

このコンベンションはレストランや食品店の運営者などが参加者ですが、ブース出展は食品そのものが主となります。

こちらのエキスポでは例年日本の食品企業も多く出展され(ジャパン・パビリオンが作られる)、昨今の日本食ブームから多くの参加者がこのエリアを目的に来ているはずです。

世界中からこのエキスポに参加者が集まります。

アメリカ進出を計画されている食品企業さん、日本のマーケットに飽和を感じたり中国でも商売の現状にカントリーリスクを感じておられる皆さん、こんな機会をぜひ利用してアメリカ進出の準備をなさってはいかがでしょうか?


このエキスポと共に日程の前後にニューヨーク商圏の視察研修プログラムを組んでいます。

是非この視察研修プログラムで最新情報をキャッチして、アメリカの優良企業を目の当たりに接し、愛社精神と人間力を培いこの業界をリードするトップになって頂ける事、又、参加されるスタッフさんの感動を引出す事は間違いありません。

ご興味のある方は下城までご連絡下さい。

                               

世界的に有名な食品マーケットのバイヤーもこぞって視察と交渉をしていました。


チャーリー下城NYC■ 3/08/2019

SHIMOJO NEW YORK NEWS

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