ニューヨークのハイテク熱がアツい

小売業をつぶさに見ていると、昨今のハイテクを使った店つくりや働き手の環境整備が進んでいる事がわかります。 ハイテク技術がどこでどんな使われ方をしてるのか、その進化に付いていくのが大変です。

ワーカーへの配慮でハイテクが進むと同時に、そのハイテクを使って今までと違った売り上げを作り出す、又は買い物客の側に優しいハイテクもあります。

こんなのはどうでしょうか?

小売業の研究を率先してやっているという、そして天井に付いたカメラとセンサーの数には驚かされます

世界最大の小売業であるウォルマートが実験的にやっている、店舗運営をサポートするハイテク店舗です。

買い物に行って商品が品切れというのはお客にとっても店にとっても損害に成り得ます。

在庫管理は、曜日や天候情報を処理して棚の商品数を把握して品切れを起こさない様に発注するのは過去の事。

この実験店ではA-Iがそれをやってくれるんですが、今後のシステムをを作るさらなる情報収集をしています。

まだ実験段階なので、インテリ度が高いかどうか分からない


店内のあちこちにスクリーンがあって、実験段階ではありますがその商品の正確な売り場とか商品情報を得られます。 でもその商品価格が出ないっていうんだから片手落ちです。

天井には何百っていうカメラとセンサーが付いていて、店内の一角にはサーバーが設置されている様なものでした。 通りで、これじゃLab(ラボ)と呼ぶはずだ。


そして次は小売業というだけでなく、古いビルを使った巨大な総合開発物件です。

上空からビルと敷地を見るとこんなです。

これは70年前に通信関係の研究所として建ったビル、20年前に研究所が移転してから使われておらず、2年前に開発が始まったというものです。

ニューヨークでは「We Work」などを筆頭にシェアビルや小さくコマを分けたオフィススペースが沢山あり、ありとあらゆるビジネスが入りますがベンチャー系やハイテク系が多いのが常です。

20万平米の有効床面積といっても分かり難いですが、ビルの長さは約400m、幅はおそらく70〜80mはあり、五階建てです。 

一階はただただ広いロビーに、公共スペース、小売店やフードホールを含む飲食店、銀行や保育園などのサービスも揃っています。

二階以上はテナントスペースなので契約者・関係者しか立ち入れませんが、一階にもオフィススペースがあったり階上も一階から全部見通せます。

開発中ではありますがテナントはすでに80%程度埋まっていて、オフィスの内装工事が進んでいるのが分かります。

屋内中車が5台分+広いドライブウェイというのは、どんな人が住むか想像出来ます。

付近はエンジニアが沢山住んだ地域で、今ではハイテク関連などの高所得者が多く住むのでしょう。 隣接の住宅地を見たらすぐ分かりません。

これからが楽しみな開発物件ですが、小売業だけでなく、不動産や開発関連、ハイテク関連の視察研修に使えそうな物件です。








SHIMOJO NEW YORK NEWS

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