7−イレブンが、アマゾンGO式の店舗準備中
小売の在り方がどんどん変わってきていますが、今日のニュースではアメリカの7−イレブンはアマゾンGO式のキャッシュレス、キャッシャーレス店を準備しているというものです。
まだ実験段階でテキサスの本社内で、社内スタッフのみでの運用です。
アマゾンGOも最初の半年くらいそうだったですね。
ここで日本と確実に違う部分は、アメリカでキャッシュレスと言った時には「現金支払い出来ない」という意味です。
今盛んに日本でやっているのは、キャッシュ以外の方法であるクレジットカードやバンクカード、アップルPayとかの決済方法「も」使えます、というのとは違います。
アメリカではそれの支払い方法は、もう50年以上前から普及しているものなので、市民生活に完全に馴染んじゃっています。
むしろ、我々が日本へ行った時にクレジットカードを取らない店が結構あるので、大変な不便を感じているのです。 これ考えると、先進国とは全く思えませんね。
今日の7−イレブンの記事がこれです。 日本語のニュースもあるかもです。
https://www.supermarketnews.com/retail-financial/7-eleven-pilots-cashierless-store-format?NL=SN-02&Issue=SN-02_20200206_SN-02_270&sfvc4enews=42&cl=article_5&utm_rid=CPG06000000064485&utm_campaign=36007&utm_medium=email&elq2=04b7a451f27a43d3a0ea4faee25a1d04
7−イレブンは全世界の17カ国で7万店舗あって、アメリカ国内に11,800店舗との事ですが、びっくりしたのが日本には21,000店舗もあるそうで、国土が25倍のアメリカと比較して明らかに不自然です。 だから昨今の店舗間競合なども当たり前の事です。
実はニューヨークの7−イレブンは、去年から一部の店でキャッシャーレスになっているんです。 現金でもカードでも払えるキャッシャーは勿論あります。
しかしレジが混むと、そこだけで5分以上待たされたりするのが嫌なので、混んでるとお客を逃していました。
今ニューヨークで実用しているシステムというのは次の様になっています。
1、最初に、必要なのはスマホに7−イレブンのアプリを入れて登録する事。
2、次に買い方は、まず買いたい商品を選びます。
この日はスナック菓子とドリンクを買ってみました。
スマホのアプリは7の店内に入ってLANに繋げると、バーコードを読み込める様になります。
そのバーコードを何品目でも読んで、自身か店舗で用意する袋に入れられます。
今日はこんな商品を買ってみました。
3、買い物が終わったら、アプリのPAY(支払い)のボタンを押すと「登録してある支払い方法(私はアップルPAY)で支払うか?」と聞かれ、PAYボタンを押します。
4、支払いが完了すると、アプリにQRコードが出るので、そのQRコードを入り口にある白い箱にかざすと支払い済みのチャイムが店内に鳴って、支払い終了を店員に知らせられるのです。
5、入り口にライトが点いた白い箱(15センチ角)があって、それがQRコードリーダーです。
買い物が終了して支払いが終わると、レシートとともにリワードの点数も送られてきます。
このモバイルチェックアウト(=キャッシャーレス)の機能が使える店はニューヨークの中心街の一部の店で、全店舗ではなくスマホで確認も出来るし店頭の看板表示も出ています。
ニューヨークにお越しの節は是非お試しください。
近いうちに日本でもこんなシステムか、またはGOのシステムが始まるかも知れません。
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