ニューヨークは今、4月21日(スーパーマーケット)
ニューヨークではコロナ感染の対応が進み多くの市民の協力を得られた事で、毎日発表される新規感染者や死者数が下がり、現時点での入院患者総数も減ってきています。
コロナ感染の検査数も多くデータが揃っているので放物線が見事です。
この状態になるのには、ステイ@ホームの外出制限やレストランの店内飲食を禁止にしてから約1ヶ月間掛かっています。
我々はこの凶悪な中国ウイルスとステイ@ホームという武器で闘っていて、それを押さえ込む事が出来るともう分かりました。
しかし我々が武器を捨てたら反撃されるのは確実という事になり、知事はここで規制を緩めたら数日後には必ずこの数値が上がってくる。
今苦しい思いをしているのは全市民に加えてコロナ感染者と共に医療従事者です。
そして生活必需品を売る(州で認められた)商店で働き、レストランでテイクアウトを用意してくれ常にコロナ感染の脅威に接している小売業、外食産業の人達です。
州知事は連邦政府と交渉をして、今働いている医療従事者と商店で働く、又、レストランで働く人達全員の給料に加えて50%の危険手当を加算をする事が決まりました。
実際のところ、医療従事者にも食品店のスタッフにも感染死者が出ています。
今ベターな事をする結果は必ず数日後のベターな数字に表れ、手を抜いたその結果が数値に現れてもう一度やり直し、更に苦しむ事になると説得しています。
生活必需品の買い物は認められていて、レストランへ行く事が少なくなった分だけ余分に食品を買う事になり、ニューヨークだけでなく全米全ての地域で、食品小売も製造業も含めた関連の業績が上がっています。
ニュース報道では、業界最大手のクローガーをはじめとして、全体の傾向として30%上昇しているとの事です。
スーパーマーケットチェーンの多くでは、いかに効率よく買い物をして貰うかという事で最近力を入れている事があります。
売り場を一方通行にする事でお客同士の接触を減らす事が出来るという取り組みをやっています。
アメリカ中部のアイオワ州、ミネソタ州のマーケットHy-Veeではチェーンの約270店全店で 一方通行売り場に変えて営業をしています。
多くの郊外型地方型の大型店では出入り口は複数あり、どちらか(多くは食品)から入ってレジを通過して、その反対側から出す、と言う動きです。
カート1台に一人のお客をお願いし来店客数を最小にするチェーンも出ています。
最大入店客数をキャパシティーの半分にして買い物がスムーズに出来る様にする事も重要と考えています。 多くの州でソシアルディスタンスのルールがあって、守られていない場合は小売店に大きな罰金が科せられます。
コロナ感染が起きた事による沢山の取り組みが行われており、いかに早くスムーズに乗り切れるか各社しのぎを削っています。
毎日の様に新しい動きがあったり情報が入ったりします、ニューヨークの小売業と外食産業の動くを頻繁にアップ致します。
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