ニューヨークは今、4月09日(マクドナルド+ウォルマート)
今回のコロナ禍では食品店での買い物のしかたが大きく変わったというニュースを何度か書きました。
クローガーのピックアップ専用センター ⇦ニュースにジャンプします
ウェグマンズ・ハリソン店開店 ⇦ニュースにジャンプします
アマゾン・フレッシュ実店舗、シカゴ ⇦ニュースにジャンプします
実はもっとありますので、ホームページからアクセスして下さい。
ウェグマンズが一部の店舗で展開していたフルサービス(ウエイターサービス)でリカーも出したレストラン「PUB」は全て閉店して、そのスペースをデリバリーのプレップスペースにしているそうです。
多くの食品店で宅配デリバリーとお客によるピックアップをサービスに加えたり、アマゾンやフレッシュダイレクトの様なデリバリー専門のビジネスが絶好調、そしてスーパーマーケットはピックアップ専門の店舗を作ったりという動きもあります。
まさにこれは数年話題に上がっていた、オーダーの仕方も買い方も24時間いつでもどこでもという、「オムニチャンネルのマーケティング」となっている事になります。
ウォルマートなどの大型(GMSの)マーケットでは、生鮮をはじめとする全ての食品や医薬品を買うスーパーマーケット機能に加えて、生活必需品である日用雑貨品、掃除衛生商品、ペット用品、自動車用品、文具と事務用品、家具・電化製品、日曜大工に関わる一切などを店内で扱うスーパーセンタータイプになっていて、週に一度か月に何度か、そこへ買い物に行く事でほぼ全てが済むという店になっています。
行ったついでに何か食べたい、でしたらそこに入店しているハンバーガーとフライズ、チキンサンドイッチ、ソーダにコーヒー、アイスクリームも扱うマクドナルドはどうでしょう?
勿論それも揃ってます。
これを称して、ここで生活の全ての買い物が済む、スーパーセンターと言うわけです。
客層と訪店目的がぴったり合ったケースと言えます。
生活に関わる全てとなった場合、買い物だけではなく、マクドナルドやサブウェイ、時にはダンキンドーナツなどのファーストフードのレストランが入り、銀行、検眼付きの眼鏡屋さん、ヘアサロンにネイル屋さんなどもスーパーセンター内に入店しています。
アメリカの週に一度か月に数度のまとめ買いって、見た事ありますか?
友人宅ではウォルマートへ行くとこんな買い物をしています。
旦那さんの後ろをよく見て下さい、キッチンにも買った物が置いてあります。
レシートもこんなに長いんですが、合計いくらだと思いますか?(過去の資料やブログに答えがあります)
これ、当たった人は、次回のニューヨーク視察か研修時に夕食にご招待します。
それに加えて、ドライクリーナーズ、メイルボックスストア(宅配などの受付)、オートショップ(修理屋さん)、ピザ屋さんや中華屋さんなどのレストランが周辺か同じネイバーフットモールに入るなどがよく見られます。
それがこの1年のコロナで買い物の仕方が大きく変わり、アプリを使ったオーダーでデリバリーか店頭ピックアップになると、スーパーセンターやスーパーマーケットによっては、入店する客数が大きく変わり、店内の構成も変わって来なければいけません。
ニュースでは、全米で約3500店舗チェーンのウォルマートの中に入店している約1000店舗のマクドナルドが、客数の減少の為に撤退するという事です。
マクドナルドは年内に150店舗だけを残し、それ以外を閉店させるとの事、ウォルマートはその部分にローカルの店を入れるか他の使い方をするという計画だそうです。
このニュースの原文をお読みになりたい方は以下のリンクからどうぞ。
https://www.cnbc.com/2021/04/09/mcdonalds-will-close-hundreds-of-locations-in-walmart-stores.html
そして昨年末からのアマゾンフレッシュ展開が本格化し、ウォルマートなどとの競合が非常に面白くなってきました。
アマゾンフレッシュの実店舗は間もなくNY商圏に進出とのニュースが届いています。
また最新情報をアップしていきます。
チャーリー下城NYC■ 04/09/2021
https://ny-news.amebaownd.com/
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