ニューヨークは今、6月10日(ローズフーズの追加)

下城NYニュースの5月号で特集したノースキャロライナのローズ・スーパーマーケットについて、興味深い最新情報が届きました。

https://ny-news.amebaownd.com/posts/17656438

ニューヨークから首都ワシントンへは4〜5時間、そしてそこから更に4〜5時間南という位置関係の地方都市ダーハムの郊外ですが、緯度が関東地方に近いので温暖で環境も抜群の地域です。


そこにはダーハムとラーリーという2つの地方都市が並んで各々都市は関係性を持って経済が発展しています。  調査やハイテクの企業があり、周辺では農業も盛んです。

そんな都市のハイテク企業「Bell and Howell」の本社には数百人のスタッフが働いていますが、ローズのオンラインオーダーで発注した商品を本社内に用意したデリバリーボックスに配達するという取り組みが行われています。

これで本社スタッフは仕事終了後に買い物に寄らずにそのオーダー品を持って帰途につけるわけです。 ローズはキャロライナエリアに約80店舗あり、このサービスを広げる事でコロナ後に発生した新規売上を目論んでいます。

ローズフーズはコロナ前から本格的にアプリを介した発注をデリバリーする事もお客がピックアップする事も出来る「Lowes Foods To Go serivce」という部門があり、今回のサービスはそれをアップデートさせ更なる企業ディマンドを引き出すものと言われています。

後付けではない、オーダー商品をピックアップする為の場所が店舗正面に設置されていて、そこには店内の商品を集めて準備するプレップ室も作られている本格派です。 これからのスーパーマーケットのあり方を、コロナ前から実践しています。

アメリカ南部らしい明るい店内と彩りが非常に印象的なマーケットです。


保存ボックスの温度調整と管理がリモートで出来、冷凍・冷蔵温度帯、常温、加熱温度までに自由に調整出来、常にモニターも出来るそうです。

実はこの装置「QuickCollect GL Locker」を作っているのがBell and Howell で、2つの地元企業がコラボして行っている取り組みだそうです。 

5月号で触れた通り、これもローズマーケットが地元に密着した取り組みを積極的に実践している事の一例と言えます。

コロナ以降のコンタクトレスでの買い物といった場合の対処法が、次々と実用化しているアメリカです。


英語版の本文のニュースリンクをここにお付けしておきます。

https://www.supermarketnews.com/online-retail/lowes-foods-pilots-grocery-pickup-lockers-workplace


チャーリー下城NYC■ 06/10/2021

https://ny-news.amebaownd.com/


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