ニューヨークは今、8月02日(アマゾン・フレッシュ進路変更)
アマゾンフレッシュに関するニュースです。
アマゾン・フレッシュとは世界一の通販会社が、通常のスーパーマーケットと同じ形の実店舗を開き、パンデミックにも対応してひととの接触を無しで買い物が出来るマーケットです。
同時のその店舗の商品をアプリやオンラインでオーダーして、店頭ピックアップも2時間以内の宅配も受けられます。
人と接しないコンタクトレスの仕組みがハイテクで、
1つはダッシュカートというスマートカートで、購入する商品をカートに入れると自動的にそれを読み取って仮想カートに計上し、次々に買う商品を仮想カートに追加していき、時には気が変わってカートから取り出すと仮想カートからも外されるというものです。
実際のカートの中身と仮想カートの中身は常に同じで、買い物が終わった時にお客は仮想カートの中を再確認してから無人の専用ゲートを通り抜けたら買い物は終わり、その分の代金は数分後に指定のカードにチャージされるので人と接しないという事です。
全く同じカートは、この1月からアマゾン傘下のホールフーズでも使われています。
類似のカートは日本でもトライアル社等のチェーンで使われ、アメリカでも幾つかのチェーンで実用されています。
また、もう一つのコンタクトレスは店内のカメラとスキャナーが買い物を読み取って仮想カートに入れ、最後の無人ゲートを通って支払いをするウォークアウト式です。
今日のアマゾンからのニュースは、シカゴ郊外の(Schaumburg and Oak Lawn)の店舗で更に通常のスーパーに近付けた店への進路修正で、扱い品目を広げて店内にクリスピー・クリームなどのスイーツ店が入り、セルフレジも設置したそうです。
このニュース本文はここをクリックするか以下のサイトで読めます。
https://www.grocerydive.com/news/amazons-grocery-revamp-has-begun/689730/
店内の様子を見た限り、ダッシュカートもありながらセルフレジが並んでいます。
現行の店舗以上に、通常のスーパーの様な品揃えをして、ディスプレイも必ずしもハイテクを連想するものではなくなっています。
売り場の一角には子供連れのお客用におやつ用に無料のフルーツも用意されています。
アマゾンはこの数ヶ月間に、店舗工事に着工中の店、又は工事が既に完了した店の開店を控えていて、方針転換のプロセス中と発表していました。
この1ヶ月程で店舗スタッフのリストラもして今後の動きを不安視する人もありました。
アマゾンは前触れ無しに行動し発表、即日開始するなど目が離せません。
現行のダッシュカートがどう変わるのか、ウォークアウトのシステムはどうなるのか、もっと違う何かが起きるのかも知れません。
現状を見て勉強と体験をしておかないと、1ヶ月後にはヒストリーになってしまうかも知れません。
この秋、沢山の視察チームがニューヨークにも入ります、
ぜひお見逃しのない様に今が行動すべき時になっています。
下城NYニュースではニューヨークと接続するフィラデルフィア、ワシントン、ボストンなどを組み込んだ研修や視察プログラムを用意しております。
昨年来次々と開店した首都ワシントンのウェグマンズ、デラウエア州のウェグマンズと立て続けに小型の店を開店し、コロナによる作戦変更の様子が見られます。
更には23年の早々にワシントンの南側郊外のバージニアでも小型店を開店し、明白に店作りに反映させているウェグマンズで目が離せません。
滞在期間や日程はご相談に応じます。
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By Charlie Chikao Shimojo @NPPA
チャーリー下城NYC■ 8/02/’23
https://ny-news.amebaownd.com/
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