ニューヨークは今、4月17日(食品店ツーリズム)
アメリカの全国紙USA TODAYが発表した、食品マーケット・ツーリズムのベスト10を紹介します。
食品店ツーリズムという意味は、旅行の目的地になる「食品店、スーパーマーケットに行きましょう」という事になります。
全米どこへ行っても観光地がありますが、このツーリズムでは都市部や景色のいいところだけが観光地ではないというのがアメリカです。
バケーションで海や山やスキーに行っても、フロリダのディズニーに行っても多くの場合日程にはゆとりがあって、目的のレジャーや観光だけでない他の事に時間を使うなどをして過ごすのがアメリカ式です。
形と目的が少し違うかも知れませんが、日本には道の駅があって時としてその施設に住民やお客が集まるというのがありますね。
ですから人口が多い都市部とバケーション目的地の間やバケーション地の周辺に大きなアウトレットモールや日本でいう町興しになるポイントなどを作るのです。
私が住むニューヨーク市からスキーに行く山との間には、巨大で有名なウッドベリーコモンズのアウトレットモールがあり、それ以外にも複数のアウトレットがあります。 それはスキー用品で足らないものやウエアを買う事も出来、更にモール歩きでお買い得品を見付ける(衝動買い)、それは既にバケーションの一部になっていたりします。
ニューヨーク(だけではないですが)で私の小売業視察に参加された方の殆どは「郊外のスチュー・レオナーズ」に行かれた事と思います。
私はそこで「食品店のディズニーランド」と考えて下さいと申しました。
又、マンハッタンの「セントラルパークの西側住宅街のゼイバース」も行かれた事と思います。 これは「住民層に合わせたユダヤ系の元祖グルメストア」と説明しました。
地方の視察では巨大なアウトドアテーマの店「バス・プロショップ」等でウィンドウショッピングを楽しまれた事と思います。
それらの店ではお店の視察だけでなくランチやスナックも食べたり飲んだり、多くの皆さんはロゴの入った商品やエコバッグを買ったりした事と思います。
業界のプロ達の視察でありながら、世界中からの観光客も集まる目的地に行って楽しさを体験してしまいます、これを食品マーケット・小売業マーケットツーリズムと言います。
写真が見難くて済みません、そのリストの第一番はニューヨークのZABAR’Sです。
ユダヤ系だからスモークサーモン、チーズ、惣菜、パンと菓子などが有名でお客の前で超薄切りにスライスする技などご覧になった方も居られるでしょう。
二階はニューヨークで一番品揃えが充実したキッチン用品コーナーです。
そして市の郊外で8店舗のチェーンで展開するスチューレオナーズですが、牛乳配達から始まった世界最大の食品店と言われ、又の名を食品店のディズニーランドと言います。
このチェーンは過去のニュースで何度か取上げてあります。
次はアメリカ内陸部のオハイオ州なのでご存知ない方が殆どかと思いますが、おそらくアメリカで一番楽しいスーパーマーケットと言っていいのではないでしょうか?
通常のスーパーの広さは平均5000平米程ですが、このジャングル・ジムは売り場面積20000平米以上で、扱い品目は15万SKU以上と言われます。
これはニュースサイトに上げてないのでFacebook ですが、写真も沢山載せてあります。
その広さなので買い物に入ると2−3時間は掛かり、初めての人(や観光客)は最低半日はかかります。 勿論店内で食事もいっぱい飲む事もお土産も買えます。
近日中にこの店をニュースに取り上げる事にしましょう。
アメリカ西海岸ワシントン州の日本の食品店もリスト入りしました。
ウワジマ屋です。
これはテキサス州でドミナントするH-E-Bですが、写真はその中でもplus!という大型店です。
https://ny-news.amebaownd.com/posts/11820834
又高級志向でアップグレードされたセントラルマーケットもあり、大きく広いテキサスの食欲事情はキッチリここで確保されています。
多くの店舗は通常のスーパーの平均の2倍以上の広さで、まとめ買いをする事が生活の知恵になっているテキサス州ではどこの町にも必需品という程のスーパーです。
ツーリズムとは言いますが、テキサスなのでアメリカ人の観光客はここへ行くとみなさんハッピーになるという種類でしょうか。
西海岸ロサンジェルスの周辺郊外で展開するグルメストアはどうでしょうか?
イリュウォンですが、ひょっとすると観光ガイドブックにも載っていると思いますが、セレブや富裕層がこぞって集まる店と説明されているかも知れません。
https://ny-news.amebaownd.com/posts/46508891
本文の説明には日本産のイチゴが売られていて$19、だそう、又スムージーは$20、サンドイッチも$20−30が当たり前、今流行りのエコバッグも$50−100程でした。
日本でよく囁かれる「コスパ」なんて言う言葉はこの店には全く意味がなく、そもそもアメリカではそういう言葉がありません。
良いものは良いし高い、安いものはそれなりって事で「安くて良い」はどこかに何かの妥協がなければいけません。
まだまだあります。
ダコタ州やミシガン州はなかなか行く機会がないと思いますが、ご興味がある方は是非USA TODAY 10-Best をご覧になってみて下さい。
https://10best.usatoday.com/food-drink/10-grocery-store-tourism-destinations-us/
下城NYニュースでは、来る4−5月の連休を利用した日程の小売業視察をご用意致します。
「ニューヨーク〜ワシントンの最新小売業視察」、陸路で結んで通常見られない都市間の小売業事情を含めた最前線特別ルートを用意しています。
日本から直行便でワシントン着、ワシントンとバージニア州を視察した後は陸路移動をしながら視察を続けて、ニューヨークを視察して終了です。
通常の視察では見られない店舗として:
全米のスーパーで最高と評される幾つかの見どころを用意し、
*ウェグマンズはフルサイズ店とコロナ後に展開している街中の中型店、
*フロリダ発のパブリックス、
*ザ・フレッシュマーケットは2年連続で アメリカのベストマーケットに選ばれたカロライナ発のグルメストアチェーン、
*アマゾン・フレッシュ、
*全米最大のスーパーマーケットチェーンであるクローガー、
*コロナとインフレに起因して大いに業績と店舗数を伸ばしているドイツ発のボックスストアのアルディとリドル、それに競合するグロサリー・アウトレット
*勿論、大人気のスチュー・レオナード、トレーダージョーズもホールフーズも、本場で本物のコストコではアメリカ式の買い物を目の当たりに出来ます。
最低催行人数はお二人からで、ルートと行程によって今回は特別価格を用意致しました。
3泊4日の日程で4人様でご参加の場合は1名様$1500、から
パブリックスとクローガーも回るルートは5泊6日の日程で組み込めます。
この非常に有用な体験と情報には、「関税も税金も一切掛かりません」。
視察中の交通費と視察中の夕食一回も含まれ、日米間の交通費、宿泊費他の経費は別です。
又、エージェントさん、参加者をご紹介頂いた方には特別なお礼を用意致します。
詳細はお問い合わせ下さい。
shimojony@gmail.com (直通メイル)
cs@shimojony.com
まで、よろしくお願いいたします。
ニューヨークの郊外ではまさしくコロナ後を見据えた業態であるアルディ、リドル、グロサリー・アウトレット等その店舗を一気に視察する事ができます。
下城NYニュースがアレンジする視察や研修は、全て下城自身が時間をかけてルートを選び資料を作ってクリエイトし、実際のアテンドまで責任を持って行います。
ニューヨークの食品小売業に関して、これ以上の最新情報はありません。
滞在期間や日程、宿泊などのアレンジはご相談に応じます。
詳細は下城までお問い合わせ下さい。
By Charlie Chikao Shimojo @NPPA
チャーリー下城NYC■ 4/17/’25
https://ny-news.amebaownd.com/
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