ニューヨークは今、4月25日(ターゲット・FLEX)
ニューヨークの中心部と言った時には、マンハッタンの繁華街タイムズ・スクエアーを指す事でほとんどの方は違和感がないと思います。
実際には大きなニューヨーク州の中ではニューヨーク市は南の端だし、位置的な意味の中心は随分離れた場所になるのでしょう。
マンハッタンにはセントラルパークもあるしウォール街の様な金融の中心もありますが、タイムズスクエアといえばブロードウェイもあるし、どこを見てもネオン(今はデジタルですが)看板だらけのあの街です。
そこに今月開店したのが総合小売業(スーパーマーケット)のターゲットです。
日本のスーパーとアメリカのでは少々内容が違いますが、生鮮食品を含む全ての食品や日用雑貨品、お掃除洗濯に必要なもの、衣料品、一部の電化製品や家のメインテナンスに関わるもの(DIY)などが売られているといえば、日本で大手のイトーヨーカドーやイオンのマーケットと同類と考えて良いのでしょう。
むしろアメリカでいう典型的なスーパーマーケットは、食品全般、惣菜や冷凍食品、それに日用雑貨品がほとんどで、日本のスーパーとは扱い商品が違います。
そして真ん前で見ると、このマスコットのワンちゃんが可愛いです。
でもよく見ると、この店は郊外の店舗に比べてこじんまりして扱う商品も限定。
そう、これは「フレックスと言うターゲットが通常なら出店しないエリアと用地を使って柔軟な戦略で作ったお店」なのです。
この戦略でターゲットは他社(ウォルマートを含む)が進出を諦めるエリアに、どんどん出店して店舗数を一気に増やすという戦略を新聞発表しています。
これ、今まで総合小売業で買い物が出来なかった街中の住民にも相当有難いものなのです。
店舗は繁華街ビルの地下なので、エスカレーターで降りていきます。
広さは約3000平米といいますから、ダブルスのテニスコートが12〜13個分の広さだそう。 分かりにくいですね、という事はサッカーコートの半分以下です。
再開発で新築された(といっても20年前)ビルは近く大いに利用したいので、天井が高く広く作られています。
来た事ある方は思い出せるかも、マダムタッソーの蝋人形館、大きなマクドナルドの旗艦店(42St)、ライオンキングのミュージカル劇場などがある辺りです。
このニューヨークで一番の中心で、マンハッタンの一の歓楽街に、そういう買い物をする住民達が住んでいるのでしょうか?
答えは勿論相当の住民が居て、そういう種類の買い物する場合にいつも困っていたのです。
ここから歩いてすぐのところに、眞子さんと小室君が住んでるはず、ジーンズ履いてここに買い物に来てるかもですね。
おそらく来店客の半分は地元客、そして残りは観光客などになるのでしょう。
ですので扱い商品は生活密着とは言い切れない、旅先で使いたいもの、朝ご飯や夜のスナックに食べたいもの等が多い様で、お菓子や飲料もたくさん並び、洗剤などは小さめでアメリカンサイズじゃないかもです。
入口のすぐ横が出口なので、入口のエスカレーターから出口のレジがよく見えます。
レジにはセルフのレジが15台並んでました。
その総合小売業の多くは、住宅地を控えた少し広いスペースがあるところ、そして子育てもして購買力があるそうが住む郊外や地方に多いのですので、コストコサイズといえば分かりやすいですが洗剤もコーンフレークも版のパッケージが大きいし、トイレットペーパーは24個か35個入りとかが売られています。
ここはそうではありません、住民であっても収納スペースは限定なので、東京大阪の街中を想像されて下さい。
スナック菓子、野菜果物などの生鮮食料品、日本食コーナーもあって、カップ麺や醤油やソースとドレッシングなど結構揃ってます。
薬局は全米チェーンの大手CVSが入店しているので、処方箋薬を含めて非常によく揃ってました。
牛乳は最近の日本も同じ様ですが、この立地では植物系の豆乳、アーモンドミルク、オート(大麦)ミルクなどが牛の牛乳より多く扱われてます。
ニューヨーク州の法律で、スーパーやコンビニで扱われるお酒はビールまでなんですが、郊外でまとめ買いしてるのと同じくらいに安い価格にびっくり。(12缶入り=$12程)
持ち帰り容器の発泡スチロールは制限されていて、アイスボックスも発泡じゃなくて紙製が出ています。
このスモールフォーマットのスーパーは多くのチェーンが街中型として出していて、過去のブログにも出ています。
現在6月のグルメフードショーとその時の視察チームを募集しています。
現在参加者のレジスター登録を受け付けているところです、詳細はお問い合わせ下さい。
By Charlie Chikao Shimojo @NPPA
チャーリー下城NYC■ 06/08/2022
https://ny-news.amebaownd.com/
ニューヨークでは毎日の様に新しい動きがあったり情報が入ったりします、ニューヨークの小売業と外食産業の動くを頻繁にアップ致します。
これからもニューヨークの最新の状況と情報をこのブログにて発信しますので、是非このサイトを「+フォロー」等登録なさって下さい。
0コメント